【花園居(かぞおのきょ)の茶事】〜中秋の名月編 その2〜

  • 2018.10.02 Tuesday
  • 16:41


JUGEMテーマ:お茶


さて、いよいよこれから茶事での濃茶、薄茶が始まります。

床のお花は
秋明菊と水引。

そして満月、です。



母が濃茶を点てました。

水指は萩 田原陶兵衛
茶入 瀬戸 内海
仕覆 菱紋入間道
茶杓 利休
茶碗 黒楽 常盤 十代旦入

です。





次はちょっと気持ちもくつろいで
お薄に。先ず莨盆を若様に。
あ〜あ、リラックスしちゃって。(笑)




お菓子に兎が跳ねている。。




私はといえば、
母のつき刺さるような視線をうけながらお点前いたしました。

水指 いも頭 吉向孮斉
棗 鳴子に雀 輪島 福久清一
茶杓 雲慶  立花大亀
茶碗 俵型 萩焼 大野瑞峯
 替  武蔵野 清閑寺窯 杉田祥平
 替  大桶年男
蓋置 乾山杵型 月に兎 喜一  
建水 高取 十三代 味楽

お茶のお道具は、この時期にしか使えない、、というものが多くあり、
それもまた醍醐味なのですね。(←ひとごとのようですみません。。)



なんとかお茶が入りました〜。


みぞっち先生はさすがにご丁寧な拝見姿。



ああ、ようやく長かったお茶事もこれにて終わり、、、。
となるかと思いきや、、

実はそうではないのです。

お月見ですから、ね。
これからが本番!
大旦那(↓)の命とあれば、ここから亭主は月をださねばなりません。


ご指名により2ショット写真(笑)

とその前に、少し散歩でリラックスして、、
鴨鍋の用意もしなくては。。



お庭を散策。
ちょっと畑まで行ってみますか〜。



こちらは、つい先週 稲刈が終わった田圃です。
懐石でご用意したお米、「亀の尾」も手前のたんぼでとれたものです。



ちょっとひとやすみで本をめくる若旦那。



さあ、そんなこんなで
いよいよ日も暮れて。。

本当の本番はここから〜。
あ、でも大旦那がそろそろ眠くなってきてしまう、、。
早く、月にお出ましいただかないと!!




月を愛でるために鴨鍋と美味しいお酒も並びました。




美味しいお酒のおかげでしょうか、
なんとか月がでてきました〜。

「月も雲間のなきには嫌にて候。」

日本の美学は不完全性の中に潜む美を追求する過程…と
確か、茶の本にも書いてあったような…。





本当に美しい月。
ゾクゾクとしました。



月を愛でられて本当に良かったです。

あ、おひとりタイミング悪く、最後まで月を愛でることが叶わなかった若旦那もいましたが。。

茶事から月見へと
考えてみればとてもゆったりとした大人の遊びを満喫できました。

本当に愉しかったな。。

素敵なお仲間と過ごせた時間。
一生忘れられない愉しい思い出となりました。
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